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シーリングスタンプ通信・3


シーリングスタンプ通信

今年の秋に東京(来年には大阪でも)で開催される過去最大点数が展示される『フェルメール展
シーリングスタンプが描かれている作品「手紙を書く婦人と召使い」も展示予定なので以前、2011年に京都市美術館で行われた「フェルメールからのラブレター展」のことを少し。
サブタイトルに「コミュニケーション:17世紀オランダ絵画から読み解く人々のメッセージ」と
つけられている通り当時の手紙に纏わる絵画(それは読み書きの能力を習得するための学習、
職業や学術のためのコミニュケーション、そして個人の想いを伝える手紙)によって構成されていました。

目玉はなんといっても修復後世界初公開となったフェルメール「手紙を読む青衣の女
そのラピスラズリブルーの美しさ。
注目は同じくフェルメール「手紙を書く婦人と召使い」。
足元にシーリングスタンプ(封蝋のための印章)、シーリング・ワックス(赤い封蝋)、手紙が描かれています。
(いろいろ意味ありげなふたりの関係性、そして無造作に転がるシーリングワックス。描かれているモチーフだけで想像が膨らむ)
また同ブロック展示のエドワールト・コリエルレター・ラック」は今で言うところのトリックアート的な趣。
本物の様に見えるレターラックにはシーリングスタンプやワックス、
封蝋が施された手紙(当時の手紙の形態もわかります)が。

▼こちらは開催時(2011年)の展覧会入口付近
フェルメールからのラブレター展

フェルメールからのラブレター展
一番右端が「手紙を書く婦人と召使い

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